リフォームを行う上で、戸建・集合住宅ならではの規制は数多くあります。
施工場所ごとのポイントや工事に関わってくる法律・規約、リフォーム時期などリフォームに関する基礎知識をご紹介します。
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- ○4LDK→3LDKへの変更
- ○キッチンの間仕切り撤去 など
間取りの変更は建物の構造によっては制限がかかる場合がございます。
柱や梁の無い「壁式構造」の場合は、取り外せない構造壁が室内にあるので、間取り変更に制限が出てきます。
柱と梁で支える「ラーメン構造」の場合は、間仕切り壁を取り外して間取りを変更することができます。
4LDKを3LDKに変更にして広く開放感のあるリビングにすることもできます。
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- ○キッチン交換
- ○ユニットバス交換
- トイレ交換
- ○洗面化粧台交換 など
水廻りリフォームでは配管の関係上、位置の変更ができない場合がございます。
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配置の変更などをしない場合は比較的簡単に交換することができます。
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- ○クロス貼替
- ○建具交換 など
内部の建具については、分譲マンションの場合でも構造に影響しない為、自由に変えることが出来ます。
天井や壁のクロス貼替、ドアなどの建具の塗装・交換を行うことができます。 -
- ○フローリング貼替
- ○カーペット
- ○クッションフロア貼替
- ○畳表替 など
分譲マンションの場合には、フローリング材などの床材は、遮音等級が定められている場合が多いため注意が必要です。
カーペット・クッションフロアなど使用する床材に制限がある場合もあります。 -
- ○床材貼替
- ○クロス貼替
- ○下地工事 など
天井・床下の構造が異なっていると、補強や段差解消等の下地工事が必要になる場合があります。
また分譲マンションの場合には、フローリングの遮音等級が定められている場合が多いため注意が必要です。 -
- ○内窓サッシ交換 など
外窓は共用部分となり区分所有法により変更できませんが、内窓は専有部分なのでほとんどの場合自由に取付・交換が可能です。
内窓サッシをペアガラス等に交換すると断熱効果があります。
「騒音」「結露」などお住まいの悩みをリフォームで解消できます。 -
- ○ドア塗装 など
分譲マンションの場合には玄関ドアは共用部分なのでドア交換はできませんが、室内側のみ専用部分になるので、内側の塗装や、鍵の交換も可能な場合が多いです。
- マンションなどの区分所有された建物で専有部分(各自でリフォームできる部分)と共用部分(リフォームできない部分)等について定めたものです。
- 区分所有法に基づいて管理規約・使用細則が決められています。
リフォーム工事の際、管理組合への届け出事項や床仕上げ材の規定などが定められているので、リフォーム工事の際に 各マンションでの規定を確認してから行います。